聾学校における令和の日本型学校教育実践への取組(本校小学部)

1 【千種聾学校小学部の授業づくりについて】

私たちは「聴覚障害教育と令和の日本型学校教育のベストミックス」をテーマに、子どもたちの主体的・対話的で深い学びを実践するため授業改善を進めています。聴覚に障害のある子どもならではの課題や傾向を把握・意識し、必要な配慮や支援とは何か、どのように工夫したらよいかを検討しています。

聴覚に障害のある子どもたちもまた、予測不可能な将来をたくましく生き抜いていかなければなりません。そのため、これまで培ってきた聴覚障害児教育の専門性を大切にしつつ、従来の指導者主導・一斉型授業の見直しを行っています。

聾学校だからできる一人一人の子どもを主語にした教育活動を推進し、子どもたちが自ら学び、考え、行動できる一人一人の社会人としてのびのびと羽ばたくことを願い、実践と研修を繰り返しています。

2 【外部専門家と連携した取組】

3【校内での取組】

本校小学部では3年前から令和の日本型学校教育の実践に向けて研修・研究を続けています。今回は「教科教育における探究的な学習の進め方」と題して自主研修を実施しました。この自主研修のポイントは以下の4点です。